副業×漫画 制作ナビ

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クラウドソーシングで漫画案件を探す方法

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クラウドソーシングとは? ― 漫画制作の仕事と相性の良い理由

近年、フリーランスや副業という働き方が定着しつつある中で、クラウドソーシングの需要がますます高まっています。特に漫画制作においては、在宅でできるクリエイティブな仕事として、クラウドソーシングと非常に相性が良いとされています。

クラウドソーシングとは、仕事を発注したい企業や個人(クライアント)と、仕事を受けたいワーカー(クリエイターやエンジニアなど)をマッチングするオンラインサービスです。「クラウドワークス」「ランサーズ」「ココナラ」「SKIMA」「Skeb」など、さまざまなプラットフォームが存在しており、ジャンルもデザイン、ライティング、動画編集、そして漫画制作など多岐に渡ります。

漫画案件においては、以下のような内容の仕事が多く見られます。

■広告漫画の作成(企業のサービス紹介や商品プロモーション)
■SNS投稿用のストーリー漫画
■ブログやYouTubeチャンネルの挿絵・キャラ制作
■LP(ランディングページ)向けの漫画コンテンツ
■同人活動支援やファンアート制作代行

これらの案件は、基本的に「1話完結」や「4コマ」「8コマ」など短編形式のものが多く、比較的取り組みやすいのが特徴です。また、フルカラーでなくモノクロや簡易着色でOKという条件も多く、デジタルツールに慣れていればスムーズに作業できます。

クラウドソーシングが漫画制作と相性が良い最大の理由は、納品形式の柔軟さと働き方の自由度にあります。クライアントとのやりとりはすべてオンラインで完結するため、地方在住でも海外在住でも問題なく案件に取り組むことができます。また、自分のペースでスケジュールを調整しやすく、副業としても続けやすいというメリットがあります。

とはいえ、クラウドソーシングを使えばすぐに仕事が見つかるわけではありません。漫画制作の副業を実現させるためには、プロフィールの整備、ポートフォリオの準備、案件への提案文の工夫など、基本的な営業活動が必要となります。信頼を積み上げることでリピート案件や指名依頼も増えていきますので、まずは「見つけてもらう」ではなく「選んでもらう」意識が大切です。

案件探しの具体的な手順と注意点 ― 初心者が失敗しないために

では実際に、クラウドソーシングで漫画案件を探すにはどうすればよいのでしょうか。ここでは初心者でも実践できる具体的な手順と注意点をご紹介します。

ステップ1:プラットフォームに登録する
まずは自分に合ったクラウドソーシングサービスを選び、アカウント登録を行います。漫画制作の副業初心者におすすめのサービスとしては、「クラウドワークス」や「ココナラ」が挙げられます。前者は企業案件が多く、後者は個人依頼が中心です。イラスト寄りの案件を探したい場合は「SKIMA」や「Skeb」も適しています。

登録後は、プロフィールをしっかりと作り込むことが重要です。自己紹介文、制作可能なジャンル、使用ツール、得意なテイスト、作業スピードなど、クライアントが判断しやすい情報を明記しましょう。加えて、過去の制作物があればポートフォリオとして登録しておくと、より信頼度が高まります。

ステップ2:案件を検索して応募する
各サービスの「仕事を探す」ページから、「漫画」「マンガ」「4コマ」「イラスト付き記事」などのキーワードで検索を行い、条件に合う案件を探します。初心者のうちは「初心者歓迎」「報酬あり」「納期柔軟」などのキーワードも加えて検索すると良いでしょう。

気になる案件を見つけたら、クライアントに対して提案文を送ります。このとき、「私は漫画制作が得意です」だけでは印象に残りません。以下のようなポイントを押さえると、採用率が上がります。

■自分の得意ジャンルやテイスト(例:かわいい系、少年漫画風、企業向けなど)
■これまでの制作実績(ある場合)
■使用しているツール(例:CLIP STUDIO、Photoshopなど)
■納期への柔軟な対応
■丁寧な連絡と修正対応の意志

クライアントは「安心して任せられる人」を探しているため、誠実な人柄が伝わるような提案文が好印象を与えます。

ステップ3:受注・制作・納品の流れ
受注が決まったら、クライアントと具体的な内容(ページ数、キャラクターの外見、セリフのトーンなど)をすり合わせ、ラフ案から順に作業を進めていきます。中間チェックを依頼されたり、修正依頼が入る場合もあるため、こまめな連絡が欠かせません。

納品形式はJPEGやPNG、PSD、CLIPファイルなど、クライアントの指定に従います。納品後は報酬が支払われ、評価がつきます。評価が増えるほど次の仕事が取りやすくなるので、丁寧な対応を心がけましょう。

注意点:トラブル防止と継続のために
クラウドソーシングには不特定多数の人が関わるため、トラブルもゼロではありません。以下の点には十分に注意しましょう。

■最初に「業務範囲・料金・納期」を明確にする
■口約束ではなくメッセージ履歴を残す
■無断で納品物を使われないよう、契約内容を確認
■評価が極端に低いクライアントは避ける

また、クラウドソーシングは継続的な営業活動が必要です。常に複数の案件に応募しながら、実績と信頼を重ねることで、自分に合った理想の働き方に近づけることができます。